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ダウン症の人の顔つきはなぜ似ているの?身体的な特徴も解説

ダウン症の人の顔つきは、特徴的であって、見たときに「ダウン症かも」と感じますよね。しかも、その顔つきはかなり似通っています。
ダウン症かどうか、顔つきで分かることも多く(ダウン症の人全ての顔つきが同じということではありません)、重ねて身体的な特徴も似ています。
ここではダウン症の人の顔つきを含めた、身体的な特徴をお話しするとともに、なぜ顔つきが似るのかなども併せてお話ししましょう。

ダウン症の人の顔つきはなぜ似ているの?身体的な特徴も解説

ダウン症とは

ダウン症とは、正式名称を「ダウン症候群」といい、染色体の突然変異で起こるさまざまな症状を指します。

ダウンという意味を、アップとダウンの「下に向いている」というイメージを持たれがちですが、これはダウン症を発見し発表した医師の名前が「ダウン」というところからつけられたものです。

私たちの体は、細胞1つ1つに染色体が46本存在し、それが対になっています。ですが、ダウン症の場合には、その多くが21番目の染色体の数が2本ではなく3本になっており、「21トリソミー」とも呼ばれています。あくまでも染色体の突然変異のため、遺伝とはほとんどが無関係とされています。

ダウン症の場合、心身ともに発達の遅れがありますが、これには個人差があって、軽度の場合にはダウン症だと気づきにくいケースもあります。

ダウン症の人の顔つきはなぜ似ているの?

ダウン症の人は、顔つきが似ているといわれています。目が吊り上がっていて離れている、鼻が低く、耳の位置も低くなりがちです。顔つきが似ていると感じるのは、この鼻の発達が大きく関係しているのです。

ダウン症の人は、鼻の骨が欠損している、または骨の成長が不完全な状態で生まれてくるために、成長のスピードが周りの骨や皮膚に比べて遅くなります。鼻は顔の中心部分ですから、周りの皮膚などの発達が早い分、低さが際立ってしまうのです。

目が吊り上がる、離れるというのも同じ理由で、成長のスピードが違うために起こるといわれています。顔というのは、最初に視線が集中する場所ですから、目や鼻が特徴的なダウン症の人が、似たような顔つきに見えるのは、そのためではないでしょうか。

もちろん、ダウン症全ての人が同じような顔つきとは限りません。両親から受け継いだ部分もあるので、一概にはいえませんが、顔つきが似たような傾向にあるのは間違いではないといえるでしょう。

ただし、ダウン症は遺伝とは関係がないといわれています。染色体異常は突然起こるものなので、ダウン症の子供が生まれるのは全くの偶然といってもいいのです。

ダウン症の人の顔つきと染色体

ダウン症の人の顔つきは、染色体が大きく関係しています。私たちの体は細胞から成り立っていますが、その細胞の中にあるのが染色体です。染色体は成長に関わる重要な遺伝情報を持っており、46本が対に分かれて23番まで存在しているのです。

ダウン症は、そのうち21番目の染色体の数が2本ではなく3本になってしまったことで、心身の発達に支障が出てしまうわけです。番号ごとの染色体が、体のどの部分にどう関係しているのかは、詳しくは分かっていません。

しかし21番目の染色体の数が多いことで、他の染色体の発現を強めたり弱めたりするのが明らかになっています。また、ダウン症の中には、21番目の染色体が関係していないケースもあります。

さらに、染色遺体の異常は、ダウン症の原因ではありますが、番号によっては違う病気の原因にもなるので、染色体異常=ダウン症と決めつけてしまうのは避けたいところです。染色体の数が多いことが、さまざまな部分の発達に大きな影響を与えてしまっていることは間違いないようです。

ダウン症の人の身体的な特徴

ダウン症の人の顔つきは似ていますが、身体的な特徴も似通っています。まず、身長ですが、ダウン症の人は低い傾向があります。運動機能の発達スピードがやや遅いことから、筋力も弱く、肥満になりやすいともいわれています。

また手が小さく、横幅が広いのもダウン症の特徴で、指も短く、小指の関節が1つ少ない人も多いのです。他にも、手のひらを横切るような、横一本のしわがダウン症の特徴といわれています。

ダウン症の場合、身体的な特徴がその後の成長にも大きな影響を及ぼします。特にダウン症の小児では、約半分が心疾患を持っているといわれ、消化器の疾患も起こりやすくなっています。

合併症になりやすいという報告も多く、甲状腺機能の低下や糖尿病、難聴や斜視といった症状にも注意が必要です。以前はダウン症の人は短命だといわれていましたが、最近では医学の進歩もあって、平均寿命が延びてきています。

ですが、やはりダウン症の人が抱えているリスクは高いので、日常生活の中で配慮しなければならない点は多いといえるでしょう。

まとめ

ダウン症の人の顔つきが似ているのは、染色体の突然変異が原因です。染色体の数を調節することはもちろん不可能ですが、最近ではマッサージや美容整形などで、顔つきを違ったものにする方法も行われています。

ただし、整形はあくまでも本人の希望ですし、ダウン症の顔つきが悪いということはありません。
顔つきが似ていても、1人1人の性格は全く違いますし、個性は皆さん持っているので、気にする必要はあまりないといえるでしょう。

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