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コラム

歩行障害の種類と症状!原因やチェック方法も解説

何不自由なく歩くことができていたのに、最近こんな悩みが増えていませんか?

・歩く歩幅が小さくなった
・足首が思うように上がらない
・足がしびれて上手に歩けない など

これらの症状は加齢のせいにしがちですが、いつもと違う歩行トラブルは「歩行障害」の可能性があります。

歩行障害は高齢者に多い症状の一つで、場合によっては転倒や骨折といった大ケガをするケースもあります。

今回は、歩行障害とはどんな状態なのか、歩行障害の種類や症状、原因などについて詳しく解説します。

歩行障害の種類と症状!原因やチェック方法も解説

歩行障害とは?

歩行障害とは、歩くために必要な機能がさまざまな原因によって障害を受けて「歩きにくい」や「歩けない」といった状態をいいます。

普段、意識せずに「歩く」という行動をしていますが、歩行するには足の筋肉や脳組織、神経組織、目からの視覚情報、内耳による体のバランス維持など、さまざまな機能が関わっています。

例えば、立ちくらみをした時、歩くことができずにその場にしゃがんだり倒れたりするのも、歩くための機能が障害を受けていることが関係しているからです。

歩行障害を引き起こす各組織の障害は、生まれつきである先天性の他、病気やケガ、加齢にともなう身体機能の低下などによって起きる後天性があります。

歩行障害は60歳以上の高齢者に多いといわれていますが、実際は60歳未満でも歩行に関する悩みを抱える人は少なくありません。

歩行障害の種類と症状

歩行障害と一言でいっても、さまざまな症状があります。
多くの人に見られる歩行障害の種類と症状を確認していきましょう。

分回し歩行

分回し歩行(ぶんまわしほこう)とは、今までのように足が回らずつま先が地面などに引っかかるため、足を振り出していく歩き方です。

脳卒中の後遺症の歩行障害として多く、歩く幅が今までと変わる、歩くスピードが遅くなるなど、健康な体の時と歩き方が大きく変わります。
歩行時に体力をたくさん使うため、疲れやすい人が多いです。

小刻み歩行

小刻み歩行(こきざみほこう)とは、歩く姿勢が前かがみ(猫背)になり、歩く幅が小さくなる歩き方です。
また、歩くスピードは遅く、足の底で地面を擦るように歩くため、転倒しやすく大変危険です。

正常な歩き方であれば、歩幅に合わせて自然と手の振り幅の広くなります。
しかし、小刻み歩行は腕の振り幅が小さくなるため、より転ぶリスクが高まります。

突進現象

突進現象(とっしんげんしょう)とは、勢いよく前に倒れるような姿勢で、急に小走りになる歩き方です。

歩くのを止めたくても自分の意志とは反対に足が動いてしまい、壁や物に支えられながら止まったり、転んで止まったりするしかありません。

歩行時、周囲にケガを引き起こす障害がなければいいのですが、交通量の多い道路や混雑する人混みの中では、トラブルになりかねない歩行障害です。

鋏脚歩行

鋏脚歩行(はさみあしほこう)とは、まるでハサミのように両膝を擦り合わせた歩き方です。

腰と膝の関節は少し曲がった姿勢で、両膝は歩行時にぶつからず、一歩足を出す時に交差した歩き方も鋏脚歩行の特徴です。

失調歩行

失調歩行(しっちょうほこう)とは鶏歩(けいほ)とも呼ばれ、ニワトリが地面を歩く時を思わせる歩き方です。
足首を上に曲げる働きが落ちて、足の関節の位置が把握しにくくなっている状態のため、歩幅を一定にしながら歩くのが難しい場合も。
症状によっては千鳥足状態となり、つまづいたり、何もない場所で転んでしまったりする可能性があります。

歩行障害の原因は何?

歩行障害の原因はさまざまです。
どういった原因が関係しているのか、確認していきましょう。

脳による歩行障害

脳の司令によって、体は「歩く、止まる」といった動作をするため、脳に障害を受けると歩行困難になります。

歩行障害となる脳の病気で大きいのが、次のような症状です。

・脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)
・脳腫瘍
・パーキンソン病
・脊髄小脳変性症
・ウェルニッケ脳症など

脳が病気になると神経系の障害以外にも、筋肉の硬直や視神経への影響も出てきます。

神経による歩行障害

体の神経がダメージを受けると、さまざまな歩行障害が起きる可能性があります。
歩行障害の原因となる神経の病気としては、以下が挙げられます。

・腰部脊髄管狭窄症
・頚椎症性脊髄症
・ギラン・バレー症候群など

神経障害を患うと、歩行障害だけではなく足のしびれや痛み、麻痺などを感じます。
長く歩くことが難しくなる人も多いです。

その他の原因による歩行障害

歩行障害の原因は脳や神経のダメージだけではありません。
体はさまざまな機能で成り立っているため、次のような疾患でも歩行障害を引き起こします。

・低カリウム血症
・閉鎖性動脈硬化症
・関節リウマチ
・ケガ(骨折、筋断裂など)

ケガによって筋肉が損傷すると、神経組織にもダメージを受けるため、歩行障害となるケースもあります。
ケガによる歩行障害は子供や若年者でもあり得るため、高齢者だけの問題ではありません。

もしかして歩行障害?チェック方法

普段と違う歩き方に違和感を覚えているものの、歩行障害か判断がつかない人も多いでしょう。

歩行障害は、次のような症状があります。

・足の底で地面を擦るように歩く
・前かがみの姿勢で急に止まれない
・つま先を引きずって歩く
・歩く時に足がもつれてしまう
・真っすぐ歩くのが難しい
・短距離なのに歩き疲れてしまう
・歩く幅が小刻み

「これらの症状が出ると歩行障害」というわけではありませんが、歩き方によって転倒する可能性が高いため、気をつけましょう。

まとめ|歩行障害は歩行に気をつけよう

歩行障害は高齢者に多い症状と思われがちですが、若い人でも脳卒中やケガによる筋肉・神経系へのダメージを受けた場合は歩行障害を起こす場合もあります。
そのため、決して他人事ではありません。

いつもと違う歩き方になっている場合は、もしかしたら病気を知らせるサインという可能性もあります。
歩行障害を放置していると、転倒リスクが高まるため早めに解決しましょう。

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