'); 土踏まずが痛い原因は内蔵?考えられる病気や対処法とは - 補正ハイカットシューズ(足底板対応靴)・装具対応靴ならサスウォークのサスプランニング

thoughtsサスプランニングの思い

コラム

土踏まずが痛い原因は内蔵?考えられる病気や対処法とは

歩いたり走ったり、あるいは何もしていないのに「土踏まず痛い!」と感じた経験はありませんか?
痛みがあるのに、放置しても大丈夫か心配になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、土踏まずが痛い原因や考えられる病気、対策法などについて詳しく解説します。

土踏まずが痛い原因は内蔵?考えられる病気や対処法とは

土踏まずが痛い原因は内臓が関係している?

土踏まずが痛いと「内臓が悪くなっている」といわれますが、決して間違いではありません。
第二の心臓と呼ばれる足は、足の裏に体中に張り巡らされている「経路」の動きや状態に働きかけるツボがあります。

ツボを押すことで体全体が軽くなったりリラックスしたりと、さまざまなリズムが整うのも、経路とつながる内蔵や機能が活性化するからです。
ただし、土踏まずが痛い原因は内臓機能の低下だけではなく、足底腱膜炎や踵骨棘といった疾患も関係しています。

土踏まずの痛みの原因のひとつ「足底腱膜炎」

ジョギングや散歩をしていると、土踏まずが痛いと感じたことはありませんか?
その場合「足底腱膜炎(足底筋膜炎)」の可能性があります。

足底腱膜炎(足底筋膜炎)は、歩いたり走ったりする時に足裏の衝撃を吸収する足底腱膜の部分が、炎症や断裂の繰り返しを引き起こしている状態をいいます。

足の骨は土踏まずを中心にアーチ状になっているのですが、「歩く、ジャンプする」といった行動をするには、足裏を伸び縮みする足底腱膜が欠かせません。

足底腱膜炎(足底筋膜炎)の原因は、アキレス腱が硬くなったことが関係しています。
アキレス腱は踵の骨の上にあり、歩行する際に重要な役割があります。
アキレス腱の柔軟性が失われると、足底腱膜もダメージを受けてしまい、やがて炎症を引き起こします。

歩行時に土踏まずがズキンと痛んだり、朝起きた瞬間に足を踏み出した時に傷みを感じる場合は、足底腱膜炎の可能性が高いです。

足底腱膜炎を患いやすい人

足底腱膜炎(足底筋膜炎)を患いやすいのは、次のような人です。

・スポーツをする人
・硬い地面上でよく運動をする人(アスファルトやコンクリートなど)
・立っている時間の長い仕事
・足の筋力やアキレス腱の柔軟性が弱っている人
・扁平足や土踏まずが高い人
・柔軟性のない靴を好んで履く人

中でも足底腱膜炎(足底筋膜炎)を患いやすいのが、スポーツをする人です。
陸上競技やサッカー、バスケットボールなど、走ったりジャンプしたりと足の裏を使う行動をする人は、足底腱膜炎(足底筋膜炎)を引き起こしやすいです。

普段よく動いているからといって、足の筋力が高まっているとは限りません。
どんなにスポーツをする人でも、状況によってふくらはぎや足の裏の筋力は落ちているので気をつけましょう。

足底腱膜炎の対処法

足底腱膜炎(足底筋膜炎)になりにくい体質を作るために、対処法を確認しておきましょう。

・無理な運動はしない
・1日の運動量を調整する
・足の筋力の柔軟性を高める
・テーピングで足底のアーチ構造をサポートする
・クッション性の高いインソールで保護

スポーツをすることで、足の筋肉量は高まりますが、一方で足底のアーチ構造にダメージを与えるケースもあります。
無理のない範囲でスポーツをしましょう。

土踏まずが痛い原因となる「踵骨棘」とは?

土踏まずが痛い原因に多いのが「踵骨棘」です。
足の踵の骨(踵骨)が増殖して尖った部分を踵骨棘(しょうこつきょく)といいます。

足底筋膜は、踵骨と趾の付け根を支えるために必要な結合組織ですが、踵の骨を必要以上に引っ張ると、まるで牙のような骨棘が発生してしまうのです。

通常はない骨なので、踵骨棘ができると痛みを感じますが、足が環境に慣れてしまうと痛みを感じにくくなるケースもあります。

踵骨棘を患いやすい人

あまり聞き慣れない踵骨棘という疾患、どんな人が患いやすいのでしょうか。

・よく運動をする人
・長時間立つ仕事をしている人
・肥満体質の人など

運動の中でも、ウォーキングやジョギング、サッカーといった足の裏に負担のかかるようなスポーツを好む人が患いやすいです。

また足底腱膜炎(足底筋膜炎)と違い、踵骨棘は時間の経過とともに骨が増殖して痛みを発生するため、40代や50代以上の人に多く見られます。

踵骨棘の対処法

踵骨棘の対処法としては手術がありますが、その他にも対策があります。

・湿布を貼る
・テーピングで痛み防止をする
・踵骨棘に当たらないインソールを使う

今すぐできる対策として、テーピングやインソールで痛みを和らげる方法があります。
靴の履き方を変えるだけで、歩く時の痛みを軽減できます。

土踏まずが痛い!セルフチェックをしてみよう

土踏まずが痛い原因は、歩き過ぎたり内蔵機能が弱ったりとさまざまです。
どこが痛いのか、まずはセルフチェックしてみましょう。

1. 足の裏が見える体勢にする
2. 足の親指を足の甲側に向かって反らす
3. 土踏まずや踵を押す(痛み部分の確認)
4. 踵を床につけてゆっくりしゃがむ

この時、土踏まずに痛みがあったり、しゃがんだ時にバランスを崩しそうになったなら「足底腱膜炎(足底筋膜炎)」の可能性があります。
逆に土踏まずではなく、踵の骨に痛みを感じるのであれば「踵骨棘」の可能性があるでしょう。

まとめ|土踏まずが痛い時は早めに対処しよう

足の土踏まずの痛みについて、突発的な症状ではなく、日常的に痛みを感じるのであれば、足底腱膜や踵骨がダメージを受けている可能性があります。
痛みを我慢していると、歩いている時以外でもズキズキやジンジンとした痛みを感じます。

「痛くて歩けない」「痛みを軽減したい」という時は、インソール(中敷き)や靴の見直しをしてみましょう。
今よりも歩行がラクになるはずです。

サスプランニングの補正ハイカットシューズはこちら

関連記事

  • 下肢装具をつけても履ける靴。子供から大人まで下肢装具をつけても履ける靴。子供から大人まで 左右両方の足に、または、片方だけ下肢装具を着けても、実寸のサイズに比べ、足長・足幅・足囲が大きくなります。特に、足幅・足囲が大きくなりますので一般で販売している靴では足入れ部分が狭く、足囲が浅いため装具を着けた状態で靴を履くのは中々難しいでしょう。 市販靴の中でもベルトデザインの場合は履き口 […]
  • ダウン症は自閉症と合併しやすい?その理由や特徴を解説ダウン症は自閉症と合併しやすい?その理由や特徴を解説 ダウン症は染色体の突変異によって起こる疾患ですが、自閉症と合併しやすいという特徴もあります。もともとは全く違う病気なのですが、なぜ合併しやすいのか?ということが気になりますよね。 うちの子はダウン症だけれども、将来的に自閉症(自閉スペクトラム症)になってしまうのか?という不安を持っている親御 […]
  • 短下肢装具とは?種類や目的について解説します短下肢装具とは?種類や目的について解説します 装具というのは、事故や病気などで体の動きが制限された時に、その動きを補助または保護、サポートするために装着するものです。 その種類の一つに「短下肢装具」があります。 短下肢装具は文字通り下肢に使う装具で、長さが短いタイプのものです。 別名「足関節装具」とも言います。病院などで、歩 […]
  • ダウン症の大人に必要な健康管理と注意についてダウン症の大人に必要な健康管理と注意について ダウン症は先天性の疾患ですが、医学の進歩に伴って短命ではなくなっています。現在はダウン症でも平均寿命が60歳を超えていますから、大人のダウン症の人も多く生活していることになります。 では、子供の時と大人になってからのダウン症の人の変化は何か違いがあるのでしょうか。 ここでは、大人のダウン症の症 […]
  • ダウン症とは?症状や原因・特徴を解説ダウン症とは?症状や原因・特徴を解説 ダウン症は正式名称を「ダウン症候群」といい、染色体の異常が原因となっている先天性の疾患です。1866年にこの疾患の特徴を発表したイギリスのダウン医師の名前にちなんで付けられたといわれています。 私たちの体は約37兆個の細胞からできており、その細胞の核の中には染色体があります。この染色体は46 […]
  • ダウン症の人の顔つきはなぜ似ているの?身体的な特徴も解説ダウン症の人の顔つきはなぜ似ているの?身体的な特徴も解説 ダウン症の人の顔つきは、特徴的であって、見たときに「ダウン症かも」と感じますよね。しかも、その顔つきはかなり似通っています。 ダウン症かどうか、顔つきで分かることも多く(ダウン症の人全ての顔つきが同じということではありません)、重ねて身体的な特徴も似ています。 ここではダウン症の人の顔つきを含 […]

補正ハイカットシューズ・装具対応靴についてお問い合わせはこちら

pagetop